Thought Group(意味のまとまり)について

発音ノウハウ|更新日 2023年4月11日
今回の記事では英語を発音する時に大事になる意味のまとまりについてご紹介します!

目次

意味のまとまりについて

概要:

  • 1つの文の中で意味的にまとまっている単語のグループのことを指す

例)1I went to the store and // 2bought some apples.

  • 1つのThought group内には最も強調される単語が1つあり、それをFocus word(フォーカスワード)と呼ぶ
  • 発音するときに一度にまとめて発音し、Thought groupとThought groupの間はポーズを入れて発音する
  • Thought groupは話者や会話の場面によって変化する
  • カジュアルなスピーチではより長く、フォーマルなスピーチではより短くなることが多い

例題:

※当メディアは、別途記載のない限りアメリカ英語の発音を基本としています

文章: My American accent
I’ve been practicing the American accent // for a while now. At first, // it was kind of hard // to keep track of all the rules and exceptions. I had no idea // there was so much to learn. I’ve been practicing // with the audio materials. // It’s somewhat easier // to pronounce some of the sounds // but it’s difficult to know // how I sound to others. I think I’m getting better. One of the hardest things for me // is to stress some syllables // and to reduce certain others. When I ask my friends // how I sound, they all say // they hear a difference in my speech. My boss said // that I am making progress // and that I sound // more and more like a native speaker. My clients are not asking me // to repeat myself as much.

It makes it all worthwhile. I won’t stop practicing.

私はアメリカ英語のアクセントを練習しています。最初は、ルールや例外を全部覚えるのが大変でした。こんなにたくさん学ばなくてはならないとは思ってもみませんでした。オーディオ教材を使って練習しています。発音がしやすい音もありますが、どのように聞こえるかはわかりにくいところもあります。自分の発音がどう聞こえるのかわかりませんが、少しずつ上達していると思っています。一番難しいのは、いくつかの音節を強調し、音節を短く発音することです。友達に聞いてみると、私の話し方に違いを感じると言います。上司は、私の発音は上達していて、ますますネイティブスピーカーに近づいていると言ってくれました。クライアントからも聞き返されることがなくなっています。練習して、成果が出ていると思えるとやりがいを感じます。私はまだ練習を続けようと思います。

詳細規則:

Thought Groupにおけるストレスとイントネーションの規則

  • ストレス
    1. 1つのThought Groupの中で1つの単語にストレスが置かれ、他の単語のストレスは弱まる
    2. ストレスが置かれる単語は、Thought Group中の最後にくる単語であることが多い

例題:

※当メディアは、別途記載のない限りアメリカ英語の発音を基本としています

  • イントネーション
    1. 1つのThought Groupの中でストレスが置かれる単語は高い音程(pich)で発音される
    2. ストレスが置かれた音節の後に続く音節は、音程が下がることが多い

例題:

※当メディアは、別途記載のない限りアメリカ英語の発音を基本としています

  • The English ⤴︎LAN⤵️guage / uses thought groups / for clear communi⤴︎CAtion⤵️.

英語の発音の練習方法

英語の正しい音を習得するには、以下のステップがあります。

まずは正しい音を理解する

ネイティブの英語を何度聞いても分からなかったのに、テキストで見ると意外と簡単なことを言っていて拍子抜けしたことはありませんか?

見ればわかるはずの英語が聞こえない理由は明確で、正しい音を発することができていないからです。

人間の脳には「発音できない音は聞こえない」という特性があります。日本語にはない英語の音は、脳が雑音と理解してしまうため入ってこないのです。

英語と日本語の発音の違いと正しい発音の仕方を理解することが、リスニング力の大幅な向上の近道になります。

とにかく発声練習をする

音を理解するには、発音の反復練習が欠かせません。日本語でも同じですが、子どものころに発音しづらかった言葉も何回も発話することによって正しく発音することができるようになります。

最初は言いなれない英単語でも、スムーズに発音できるまで繰り返し練習しましょう。

第三者にフィードバックをもらう

発音を上達させるためには第三者からどこが間違っているかを指摘してもらうことも近道です。一人で発音の練習をしていても自分の間違いに気づくことはとても難しいものです。さらに、間違った発音方法が一度身についてしまうと改善に時間がかかってしまいます。

第三者に自分の発音を客観的に指摘してもらうことで改善点が明確になり、より早く上達させることができます。

英語の発音を習得するならMeRISEの「ハツオン」

ハツオンは、英語学習を行う日本人が直面する3つの問題「日本語っぽい英語しか話せない」「よく聞き返される」「ネイティブの英語が聞き取れない」などの課題を、専門トレーニングを受けたプロの講師陣と短期集中・マンツーマンで学習し、解決に導く発音矯正コーチングプログラムです。

2ヵ月であなたの発音に圧倒的な変化を提供します。発音が上達すると自身の英語に大きな自信を持つことができます。目を見張る程の成長実感を得ることで、英語に対するモチベーションが向上し、その結果、英語学習が加速していくきっかけとなります。

さらにハツオンでは2か月で最も正しい英語学習法を提供します。ハツオンを修了後、一人で効率的な学習法で継続できるように生徒に合わせた学習ロードマップを習得することで、正しく効率的に学習を継続し、正確な発音で話すことができるようになります。

【FAQ】英語の発音に関してよくある質問

なぜ発音から学ぶことが英語学習の最短距離なのですか?

正しい発音を学ぶことで、「話す」「聞く」「読む」「書く」の4つのスキルの上達を加速させるからです。

英語を話す相手が聞き取りやすく、正確な発音で発話することで、コミュニケーションがスムーズになります。また、英語の正しい発音を理解することで、英語を聞き取る能力が向上します。逆に自分が発音できない音は聞き取ることができません。更に、正しい発音学習は、単語やフレーズなどの語彙習得の定着や文法理解の向上にもつながります。

アメリカ英語の発音を基準としているのはなぜですか?

世界基準としてのアメリカ英語を学ぶことで、その他の英語アクセントへ応用する際の基礎になるためです。

世界中にはさまざまな英語が存在していますが、アメリカ英語はビジネスや教育現場で最も使われているアクセントの1つであり、アメリカ英語の発音が世界基準と認識されています。

英語の発音を独学するのは難しいですか?

一般的に母国語以外の言語の発音を習得することは、難しいとされています。

特に英語と日本語では、母音や子音の数やそれらの発声方法が大きく異なります。そのため、正しい英語発音の習得には、「正しい学習方法」と「多くの時間」が必要となります。また、自分一人で発音の間違いに気づくことは非常に難しく、第三者からの専門的かつ適切なフィードバックをもらうことが必要不可欠となります。

正しい発音はどれくらいの期間で身につきますか?

英語発音の習得の速さには個人差がありますが、十分な学習時間と正しい学習方法で取り組むことによって、数か月から数年程度で正しい発音を身につけることができます。しかし、よりネイティブに近い発音を習得するためには、継続的な努力と練習が欠かせません。英語話者とのコミュニケーションや、実際に話す環境での練習を重視しましょう。

さいごに

一人では発音の勉強が難しそうと思った方はハツオンの無料カウンセリングで、お悩みをご相談してみませんか?カウンセラーがあなたのお悩みに合わせて解決策をご提供いたします。

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